近隣景勝地ご紹介

矢切の渡し

矢切の地名は、江戸川の渡し舟として有名な矢切の渡しの由来でもある。江戸川をはさむ矢切と東京都葛飾区柴又を結んでおり、現在も渡し舟が運行されている。渡船の料金は大人200円、子供・自転車各100円(2012年10月現在)。「房総の魅力500選」に選定されているほか、柴又帝釈天界隈とともに環境省の「日本の音風景100選」に選定されている。
この渡しは江戸時代初期に江戸幕府が地元民のために設けた利根川水系河川15ヶ所の渡し場のうちのひとつであり、観光用途に設けられたものではない。かつては官営だったが、その後民営となり、代々個人により運営されている。この渡しが日本全国に有名になったのは、明治時代の伊藤左千夫の小説『野菊の墓』(1906年)によるところが大きい。現在、矢切にこの小説の文学碑が建立されている。 また、矢切の対岸柴又を舞台とする映画「男はつらいよ」シリーズの作中にも、しばしば登場する。
矢切の渡し現在はほぼ観光用途のために存在するが、元が渡し舟だったため、渡し場に多少の土産物屋がある程度で、特に観光化されているわけではない。このため繁忙期や風の強い日などは、モーターで運行される。なお矢切側の公共交通機関がやや遠いため、多くの乗客は柴又側から乗船し、往復利用している。京成バスが矢切の渡し船着き場付近にバス停を新設、2012(平成24)年4月28日より土休日に限り一日8往復のバスが松戸駅間で運行開始した。 2013年から、「矢切観光案内所」が、上記京成バスのバス停に隣接する形で矢切風致保存会の手により開設され、矢切地区の歴史展示のほか、矢切地区産地直送の野菜や、観光物産品が販売されるようになった。
運行時間:10:00 – 16:00
運行日:3月中旬から11月末日まで毎日、それ以外の期間は、土・日・祝日、帝釈天の縁日のみ運行 (荒天の場合は運休)
料金:片道 中学生以上200円、子供100円
参照:Wikipediaより
http://www.city.matsudo.chiba.jp/tojo/annai.html


戸定邸(とじょうてい)

戸定邸明治時代の徳川家の住まいがほぼ完全に残る唯一の建物です。約2年の建設期間を経て1884年4月に座敷開きが行われました。増築を経て、現在は9棟が廊下で結ばれ、部屋数は23に及びます。旧大名家の生活空間を伝える歴史的価値が、高く評価されています。
江戸時代の大名屋敷の系譜上にありながら、徳川家が権力の座を離れたため、生活様式は大きく変化し、規模が著しく縮小しています。建物は大きく三つに分けられます。1) 来客や他家との交際に使う区画 2) 家族が暮らす区画 3) 職員のための区画です。各区画の性格に応じて、建物の構成や材木の質が異なっています。

http://www.city.matsudo.chiba.jp/tojo/annai.html